5:ダウン症という先天性疾患

この疾患の特徴はまさしく先天性のもので、
体の細胞組織である21番染色体が1本だけ余分に存在していることで発生します。
それがどうして1本増えて存在するのかは原因は今でも分かっていません。
しかし、現在日本においてこの疾患の子供は増えつつあると言われており、
その原因だろうと言われているのが、親の高齢化にあります。
しかし、高齢でない親のもとに生まれることもあるので、
一概に原因とは言えないところもあります。


この疾患は、昔から実は存在していましたが
その当時は治療法もなかったので、ほとんどの赤ちゃんは3歳前後で亡くなっていたといわれています。
今でも根本的な治療法はないのですがダウン症と分かった時点で、
手術や投薬などの延命治療ができるようになったので、
今は赤ちゃんの時点で亡くなってしまうケースはとても減っています。


延命をすることでその子は成人するまで、
長くて60歳くらいまでは今の医学で生きられるようになってきました。
けれどもダウン症の子供は大人になって、大体20歳から40歳くらいで
認知症が始まることが特徴でもあります。


その時親は高齢であるにも関わらず、
自分の子供の介護をしなければならないという過酷な現実もあり
市町村や自治体、NPOなどを通じて親の介護の負担を減らすために様々な取り組みがなされています。




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